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これからの時代に求められる「ポータブルスキル」とは(後半)
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これからの時代に求められる「ポータブルスキル」とは(後半)

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前回は、ポータブルスキルとは何か、またそれらが必要とされる背景についてご紹介しました。

今回はそこから一歩踏み込んで、ポータブルスキルとは具体的にどのような力を指すのか、そしてビジネスシーンでどのように活用されているのかについてお話ししていきます。


ポータブルスキルの具体例

ポータブルスキルは、前回のコラムでご紹介した通り「仕事のし方」と「人との関わり方」という大きく2つの観点で整理されています。ここではそれぞれのフェーズでどのような力が必要となるのか具体的に解説していきます。

「仕事のし方」の中で必要となるポータブルスキル

「仕事のし方」とは、業務の目的を整理し、課題を特定しながら、情報収集・分析を経て解決策を導き出し、実行していく一連のプロセスを指します。


例えば、新商品の売上が想定より伸びていない場合を考えてみます。


まず、原因を明らかにするために、「商品の価格設定に問題があるのか」「認知が足りないのか」など、何が課題なのかを整理し、洗い出していきます(課題設定力)。


次に、販売データや広告の実績、顧客アンケートなどの情報を収集し、売上が伸びない要因を整理・分析します(情報収集・分析力)。


そして最後に、その結果をもとに改善策を考え、ターゲットの変更や価格の再設定、宣伝方法の検討などを行い、売上改善につなげていきます(課題解決力)。

「人との関わり方」中で必要となるポータブルスキル

一方で、「人との関わり方」は、仕事を進めていく中で、社内の人間(上司や同僚・後輩)や、他部署のスタッフ、また取引先や顧客などと、どのようにコミュニケーションを取っていくかということです。


例えば、新商品の発売タイミングを、営業部・開発部・マーケティング部で検討する場面を想定してみましょう。


営業部は、競合が少ないタイミングで早期の発売を希望。開発部は、品質や製造体制を整えるために余裕あるスケジュールを重視。マーケティング部は市場の盛り上がりを踏まえたタイミングを優先したいと考えたとします。


このようにそれぞれの意見が異なる場合、「なぜそのタイミングを重視するのか」「どのような制約があるのか」などを各部署にヒアリングしていきます(傾聴力)。


そのうえで、自分の考えや提案について理由や根拠を整理しながら、相手に分かりやすく 伝えます(伝達力)。


最終的には、それぞれの意見や大事にする軸を踏まえたうえで優先順位を整理し、関係者全員が納得できる発売時期を決定していきます(調整力)。


このように、ポータブルスキルは「仕事のし方」と「人との関わり方」の両方で成り立っています。


ポータブルスキルを体系的に身につけるには

今回ご紹介したポータブルスキルは、日々の業務の中で求められる力だからこそ、体系的に学ぶことでより実践的に活用できるようになります。 


資格とキャリアのスクールnoaでは、「仕事のし方」に関わる思考力や課題解決力、「人との関わり方」に欠かせないコミュニケーションスキルを体系的に学ぶことのできる講座をご用意しています。


この機会にぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。


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