前回は、Webマーケターに求められているスキルなどを中心にお話ししました。今回は、Webマーケターとして実際に働くイメージや、未経験から目指す際に知っておきたいWebマーケターになるまでの道のりについてご紹介します。
Webマーケターの働き方はひとつじゃない
Webマーケターと聞くと、企業のマーケティング部門で自社の商品やサービスを担当し、マーケティングを行う姿を思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、実はその働き方はひとつではなく、さまざまな選択肢があります。ここでは3つの具体例を紹介します。
企業のマーケティング部門で働くスタイル
まずは、冒頭でも登場した企業のマーケティング部門で、Ｗebマーケティングを担当する働き方です。企業のマーケティング部門で働く場合、自社商品の販売に特化したマーケティングを行うため、「どうすればもっと商品を知ってもらえるのか、どうしたら選ばれるのか」をじっくり考え、取り組むことができます。試行錯誤しながら、長期間にわたって商品と向き合うことができるため、商品やサービスの成長そのものに関わることができるのが大きな魅力です。
広告代理店やマーケティングの支援会社などで働くスタイル
次に、広告代理店や企業から依頼され、クライアントのマーケティングをサポートする会社で働くスタイルについて紹介します。こういったマーケティングを専門とする会社で働くことは、多様な商材を扱うことになるので、幅広い実践を積むことができ、スピーディーにスキルを向上させることができるのがメリットです。
フリーランスや副業でWebマーケティングに携わるスタイル
最後に、フリーランスや副業として、企業などから依頼を受けてWebマーケティングに携わる働き方です。広告運用やSNSの運用、Webページの作成など、依頼された部分だけ担当します。この働き方は在宅で完結する業務も多く、ライフスタイルに合わせて働くことができるのが最大の利点と言えるでしょう。また、最初は副業としてスタートし、実績やスキルを身につけた後でフリーランスとして独立することもあります。
未経験からWebマーケターになるまでのリアル
こうしたさまざまな働き方がある中で、どんな人がWebマーケターに向いているのでしょうか。また、未経験からWebマーケターを目指す場合、どのような道のりを想定しておけばよいのでしょうか。
Webマーケターに向いている人
実はWebマーケターになるのに、特別なセンスは必要ありません。重要なのは、「結果を見て考えること」ができること。「どうしてこの広告は良い反応があったのか」「どうしてこのWebサイトはすぐに離脱されているのか」などを、数字をもとに考えて、次に活かす工夫ができるかどうかです。また、事務職や営業職、接客業や育児経験など、色々な経験をWebマーケターの仕事に活かすことができます。コツコツと継続する力・相手の立場になって考える力・限られた時間の中で優先順位をつける力など、他業種で培ったスキルは十分な武器になるでしょう。
Webマーケターになるまでの道のり
未経験からWebマーケターを目指す多くの場合、最初から完璧に「すべてできる」状態を目指すのではなく、基礎知識を身につけた後に、SNS運用や広告運用の補助、データの整理などできることから始めるといいでしょう。
最近は、未経験から募集されている求人や案件も増えてきていますので、小さくても少しずつ実践を重ねていくことでスキルアップしていくことができます。
まずは最初の一歩を踏み出そう
Webマーケターへの道のりについて、具体的にイメージしていただけたのではないでしょうか。Webマーケターに興味が出た方、挑戦してみたいと思った方は、ぜひこの機会に、最初の一歩を踏み出してみてください。
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※なお、先着15名となりますので、定員に達した場合にはご参加できません。