こんにちは!ワークアカデミー営業統括部の上井(うえい)です。
今回は、働きながら様々な資格取得に挑戦している前原(まえはら)さんにインタビューしました。基本・応用情報技術者や、FP、TOEIC、MOSやその他Microsoft認定試験など、社会人になってから様々な資格に挑戦されています。
リスキリングに興味はあるけれど、実際のところどのように勉強しているの?モチベーションの保ち方は?などなど、これからスキルアップを考えている方は必見です!
上井:前原さん、よろしくお願いします!まずは自己紹介からお願いします。
前原:よろしくお願いします!大学卒業後、新卒で3年間はメーカーの情報システム部で働いていました。2024年4月にワークアカデミーに転職し、今は経済産業省のリスキリング事業業務と、大学の資格サポートセンターの運営を担当しています。
◆社会人になってから、資格を取ろうと 思った理由やきっかけを教えてください。
前原:最初のきっかけは、前職で基本情報技術者試験を取るように言われたことです。「知識がないと仕事についていけないかもしれない…」という焦りがありました。
上井:なるほど、特に新卒1年目は不安な気持ちが大きいですよね。ただ、焦りをバネにして、高いモチベーションに変換するのってなかなか難しいと思います。前原さんにとって「資格取得」や「学び」はどういうものだと考えていますか?
前原:確かに資格取得をせず、実務を通して必要な知識を覚えることもできると思います。でも、私にとって学ぶことは「成長の角度を上げるもの」なんですよね。
上井:なんだかいい言葉が出ましたね。詳しくお話いただけますか?
前原:例えば、普通に仕事をする場合の成長のグラフがあったとして、その角度が15度だとしたら、知識を学んだ場合の成長のグラフの傾きはそれより大きくなると思うんですね。そうすると短い時間でより高いところにいけるようになるのかな、と。前原:私にとって仕事は、成長して視野が広がったり、できることが増えるほど、楽しくなると思っているので、なるべく早くその状態になりたいという気持ちがあります。
資格は、「仕事で有利になるための武器」というよりは、「楽しく働くためのアイテム」って感じですね。
上井:「楽しく働くためのアイテム」というのはすごく素敵な考え方ですね。
成長を楽しむ姿勢があるからこそ、リスキリングが単なる資格取得にとどまらず、前原さんにとって特別な意味を持つんですね。では、さらに具体的なお話を伺ってもよろしいでしょうか。
◆資格の勉強を通じて、 仕事に活きたと思う瞬間は?
上井:前向きに色々な資格に挑戦してきた中で、実際に仕事で活用できたと感じたことはありましたか?
前原:資格を持っていることで、仕事を任せてもらえたことが嬉しかったですね。
前職で2年目のときに内定者フォローのプロジェクトマネージャーのお話をいただいた際、声をかけていただいた理由を聞くと、応用情報技術者の資格を持っているのが理由の一つだと仰っていました。
上井:業務の中で肌感覚でやっている人と、きちんと知識として習得している人では、説明の仕方やプロジェクトの組み立て方に違いがあると思います。そこが評価されたのかもしれませんね。
前原:そうかもしれないです。資格の勉強をすることで、考え方としてはすごく仕事に活きたなと感じました。
◆前原さん的おすすめの資格は?
前原:正直に言うと、「自分が興味を持てる資格」がおすすめです(笑)
もちろん、資格がないとできない仕事があればその資格をとるべきですが、そうでない場合は、楽しく学べそうなもの、興味を持てそうなものがおすすめです。
上井:確かに、「就職・転職に役立つから」だけを理由にしているとしんどくなっちゃいますもんね。
前原:私自身は仕事に直結するものでなくでもいいと思っています。あえて仕事とは縁遠い資格を持っている方が、自分に興味を持ってもらえたりもしますし。まずは楽しむことが一番!役に立ちそうかどうかより、自分自身が興味を持てそうかどうかを大切にしています。
例えば、社会人になってからも何度かTOEICを受験しているのですが、「英語を使って仕事をしたい!」というよりは、「語学を学ぶっておもしろいな」という気持ちがモチベーションになっています。
上井:なるほど。前原さんは、興味の持てる資格をどうやって見つけてきましたか?
前原:そうですね。私もあまり能動的に情報を取りに行くタイプではないんですが、入ってきた情報から必要だなと思ったり、純粋にひかれたものを選んできました。
何かしなきゃと思いつつも、何を勉強したらいいかわからない人は、周りの人が持っている
資格を取ってみるとか、それこそアドバイザーに相談してみるとか、情報収集の中で資格との出会いがあるかもしれないですね。
◆勉強のモチベーションはどうやって保ちましたか?
前原:頑張れる環境に身を置くこと、「資格を取ろうと思っている」と周りに発信することが大切だと思っています。あとは、一緒に勉強してくれる人を見つけることもおすすめです。
上井:周りの協力をうまく活用していくんですね。
前原:自分とは違う資格を目指している人でもいいと思います。一度不合格になった試験でも、同期と一緒に勉強して受験したら合格できました。
上井:一人で勉強ってなかなか続けづらいですもんね。頑張りを見てもらえる環境に身をおくことは、確かに大切ですね。
◆今の仕事をしている中で、 勉強したい分野や資格などありますか?
前原:今挑戦しようと考えているのは「キャリアコンサルタント」です。
上井:うちの会社でも取得している社員は多いですよね。キャリアコンサルタントをとろうと思った理由を教えてもらえますか?
前原:教育学を学んでいたこともあり、もともと興味はありました。今の仕事で、大学生の資格取得のサポートをしたり相談を受ける中で、今このタイミングだ!と思ったからですね。
上井:先ほどお話されていたように、成長の角度を大きくするんですね。
前原:そうですね。キャリアコンサルタントの資格を取ることで、今の仕事でリスキリング事業の面談もできるようになるんです。周りにも取得している人が多いですし、チャンスかなと思っています。
上井:前原さんのように、興味はあったけれど勉強には至らなかった資格について、実務を通してより意思が強くなるということもあるかもしれないですね。応援してます!
◆最後に、スキルアップに挑戦しようと 思っている人にメッセージをお願いします。
前原:資格を取るというと、仰々しく聞こえるのでハードルが上がってしまうかもしれませんが、身構えなくていいと思います。自分の幅を広げるアイテムを増やそう!の感覚で挑戦してみてください。
上井:前原さんの前向きな姿勢から、学ぶことがたくさんありました。
まずは、自分の興味を持てそうなことから少しずつですね!本日はお話いただきありがとうございました。
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